高級感と機能性の両方を堪能できる!高級ブランドリュックの取り扱い方(レディース編)

高級感と機能性の両方を堪能できる


レディースの高級ブランドバッグといえばハンドバッグが思い付く方も多いでしょうが、最近ではリュック系(バッグパック)も高級ブランドバッグの中でかなり注目されています。
鞄を背負うので両手ともに自由に動かせますし、後ろからの見た目の美しさが何とも言えませんよね。

そこで今回は、高級ブランドリュック4選〜レディース編〜を素材別で紹介しながら、その素材別でのお手入れ方法を後半部分で説明します。
ぜひ最後まで読んでくださいね!

素材別:高級ブランドリュック4選〜レディース編〜

ナイロン

ステラマッカートニー(Stella McCartney)

出典:https://www.stellamccartney.com/jp/ja/
●ファラベラ ロゴ Go バックパック
素材:ナイロン
ダブルファスナー開閉、フロントポケット、調節可能なストラップ。
お手入れは柔らかな湿った布で部分洗いが可能です。

牛革

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)


出典:https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage
●クラプトン・バックパック
素材:牛革(グレインレザー)
クラシカルなダミエ・キャンバスに合わせたカラフルなレザーが、フレッシュな印象を添えます。
ゴールドカラーの差し込み式ロックは、メゾンが誇る伝統的なトランクから着想を得たもの。
カジュアルでトレンディなアイテムは、トップハンドルや取外し可能なストラップ付きで多彩な持ち方をお楽しみいただけます。

ナイロン/牛革

プラダ(PRADA)

出典:https://www.prada.com/jp/ja.html
●ナイロンxサフィアーノレザー バックパック
素材:ナイロン/牛革
現代的な魅力と機能性を兼ね備えたナイロンのバックパック。
上質な「サフィアーノ」レザー(牛革) のディテールがあしらわれています。

羊革

ディオール(DIOR)


出典:https://www.dior.com/ja_jp
●DIOR BACKPACK ミニバッグ
素材:羊革(ラムスキン)
ラテカラーのラムスキンに「カナージュ」ステッチとハートモチーフを纏ったキルトの質感が存在感を放ちます。
ロントポケットとジップクロージャーにアンティークゴールドトーン メタルの“CD”シグネチャーをあしらいました。

自宅でのお手入れには、まずは素材の特徴を知ることが重要


これは高級ブランドバッグ全般に言えることですが、自宅でお手入れする際は、まずは使用されている素材の特徴を把握した上で取り掛かるようにしましょう!
今回の記事では上記で紹介したリュックの素材として使用されている、ナイロン、牛革、羊革の特徴を紹介していきます。

ナイロンのメリットとデメリット

ナイロンは石油を原料とする合成繊維です。
ポリアミド合成樹脂の種類の1つでもあるため、「ポリアミド」と表記されたりします。

①ナイロンのメリット

耐久性が高い→他の布系素材に比べて耐久性に優れ、引き裂きや衝撃に強いのが特徴です。
とにかく軽い→圧倒的に天然繊維の製品よりも軽く、あのポリエステルと比べてもナイロンの方が軽いです。
伸縮性に優れている→大容量のリュックや登山リュックなどはナイロン素材ものが多いです。
カビ、油、薬品など布の“天敵”に強い→実は“天敵”の多い布製品。ナイロンは薬品や海水など多少の刺激には強く、合成繊維だから虫も食べません。

②ナイロンのデメリット

熱にあまり強くない→熱に弱いので、日光に当てて干すと黄ばみやすいです。また、乾燥機にかけると変形することもあるのでやらない方が良いです。
高級感が乏しい→光沢感はあるものの、シルクのような上品さはあまりありません。(もちろんハイブランド商品は高度な加工技術で高級感を演出しています)

牛革のメリットとデメリット

レザー製品の牛革で作られているものが多く、財布やバッグ、靴などたくさんの用途で使用されています。
その理由としては、耐久性があって加工がしやすいというのがありますが、牛は全世界で飼育されているので安定的な供給量があるというのも理由の一つです。

①牛革のメリット

上品な質感と高級感がある→一般的には革の表面はシワが少なく滑らかな質感のため上品な雰囲気を味わえます。
耐久性が抜群→多少の引っ掻きキズ程度なら指で揉むようにならせば目立ちません。ただし、牛革は種類が豊富のため、部位やグレードによって強度や厚さ、硬さ、耐久性、風合いなどが異なるのが注意点です。
経年変化を楽しめる→牛革は長年使い続けると、手の皮脂や日光などで経年変化を起こします。特に淡色の革は徐々に色味が深くなり、艶やかさが美しく生まれてきます。
加工がしやすい→牛革は比較的変形させやすい素材なので、加工バリエーションが豊富です。

②牛革のデメリット

水分や温度変化に弱い→水や湿気にはあまり強くありません。牛革のタイプに合わせた防水スプレーで表面の痛みを少しでも和らげることがおすすめです。
大量生産があまりできない→当然革の元は天然素材(動物)なので、特に希少性が高いものはたくさん作れません。だからこそ、ハイブランド商品には希少価値が付くのですね。

羊革のメリットとデメリット

羊革には大きく分けて、シープスキンとラムスキンとそれぞれ呼ばれるものがあります。
シープスキンとは生後1年を過ぎた羊の革のことで、ラムスキンとは生後1年未満の羊の革のことです。
上記で紹介したリュックはラムスキンが使用されていますので、今回はラムスキンの特徴を述べていきます。

①羊革のメリット

●柔らかくて軽い→レザー製品はナイロンなどのファイバー製品よりも比較的重たいものが多いですが、ラムスキンは本当にこれが革製品なのかと思うくらい柔らかくそして軽いのが特徴です。
●しっとりした肌触り→キメが細かくとても心地の良い肌触りで、温かみを感じる生地をしています。
●最高級の革→希少価値が高く、見た目の繊細さが作り出すその高級感は数あるレザーの種類の中でも抜群です。

②羊革のデメリット

●強度はあまり高くない→メリットの特徴の裏返しになりますが、繊細で軽くて柔らかいことが特徴なので逆に言うと、強度はあまり高くないと言えます。ただそれも取り扱い方次第で十分カバー可能です。
水分や温度変化に弱い→水や湿気にはあまり強くありません。羊革のタイプに合わせた防水スプレーを購入後すぐに全体に馴染まれることがおすすめです。
●大量生産ができない→希少価値が牛革よりも高いことから高級品にはよく使用されますが、そのため大量生産には不向きな素材だと言えます。

高級ブランドリュックの自宅でのお手入れ方法


ここからは、実際に自宅でブランドリュックをお手入れする方法を説明していきます。
まずは素材問わず、どんな素材でも必ずやった方が良いお手入れです。

ホコリ落としをする

お手入れに取り掛かる時に最も重要なのが、最初に行うべきこのホコリ落としです。
ホコリ落としをしないとオイルや洗剤を使ったお手入れの際、ホコリを巻き込み結局全体に汚れを広げてしまいかねません。
生地の縫い目や隙間にホコリや砂が入り込んでいることが多いため、丁寧に汚れを落とします。
また、内側の角のところにはゴミがまとまって詰まっていることもあるため、見落とさず取り除きましょう。

定期的な日陰干しは必ずする

素材に関係なく定期的な日陰干しは必ず行うようにしましょう。
一番効果的なのは天気が良い日に直射日光に当たらない所に干すことです。
リュックの中に蓄積した湿気がなくなり、匂いの元になるカビがつきにくくなります。
また、生地表面のシワも取れ、ピシッとバッグの見た目が生き返ります。
※直接日光の当たる所での天日干しは特に長時間行うと変色変形の原因の一つになるので控えた方がいいでしょう。

ナイロン素材の自宅でのお手入れ方法

次に高級ブランドバッグのナイロン(素材の)リュックのお手入れ方法を紹介します。
お手入れの頻度は大体1ヶ月に一回くらいということこでしょうか。
ただ、使用前後に汚れなどを発見した時はすぐに布なので落とすように心がけましょう。
その小さな積み重ねがバッグを長年持たせる秘訣ですね。

中性洗剤でに丁寧に拭く


ナイロンリュックの表面や内側を拭くときに使用するのは中性洗剤です。

水で中性洗剤を薄めて柔らかい布に水を浸して絞り、表面を叩くように汚れを落としていきます。
バッグは持ち手の部分が特に汚れているので、丁寧に叩いてしっかり汚れを取り除くようにしましょう。
ただ、汚れがひどい場合は中性洗剤を使用し、手で丸洗いという方法もありますが、それは正直おすすめしません。
なぜかと言うと、自宅で大掛かりな洗濯をすると失敗したときは取り返しがつかないからです。
ご自身で手に負えない汚れだと判断した場合は、早めにクリーニングに出すことが結局のところ最善の方法です!→高級ブランドクリーニング専門店クレアンのオーダー

牛革素材の自宅でのお手入れ方法

今度は高級ブランドバッグの牛革(素材の)リュックのお手入れ方法を紹介します。
これも頻度としては大体1〜2ヶ月に1回くらいというとこでしょう。
牛革は湿気に強くないので、生地の表面が乾いているかどうか最初に必ず確認してからお手入れを行ってください。

トリートメントオイルを全体になじませる


ホコリ落としをしっかりした後、きれいな布に革用のトリートメントオイルを少量取り、目立たない場所で念のため試し塗りをします。
問題がなければ、オイルをリュックの革部分全体に薄く塗っていきます。
次に、通しのいい場所でしばらく日陰干し。ドライヤーなどでの乾燥は変形変色の原因になるのでやらないでください。
自然乾燥でオイルがなじんだら、先ほどのとは別の柔らかい布で乾拭きをしてお手入れ完了です。

牛革リュックについても目立つ汚れが酷い場合は無理をせず、すぐにクリーニングに出しましょう!→高級ブランドクリーニング専門店クレアンのオーダー

ナイロンと牛革の両方が使用されている素材の自宅でのお手入れ方法


ナイロンと牛革の両方が使われている高級ブランドリュックもよく見かけます。
お手入れ方法は、上記の2つを合わせたようなやり方で基本的には良いのですが、その条件としては、ナイロン素材と牛革素材の部分の区別が明確に判断できる場合のみです。
 
ナイロン部分の汚れは、水で湿らせたタオルに中性洗剤をつけ、軽く叩いて綺麗に仕上げます。
革の部分は、柔らかい布を用いて汚れを拭き取り、仕上げにツヤ出しトリートメントやクリームなどで油分を補給します。
 
もし素材の区別がはっきりとわからない場合は、無闇なお手入れは逆に生地を傷めてしまう恐れがあるので厳禁です。

羊革素材の自宅でのお手入れ方法


羊革素材のお手入れ方法は牛革のやり方と基本的には同じです。
ただ注意点としては、羊革は牛革より繊細で強度が落ちますので、牛革の時よりさらに優しくする必要があります。
例えば勢いよくオイルを塗り過ぎて、生地を傷めてしまったは本末転倒ですからね。
その点にだけは本当に注意しましょう!

取れない汚れやシミはクレアンへ

ここまで紹介してきた高級ブランドリュックですが、一般的なリュックとの違いはやはりその高級感です。

しかし高級感の漂う製品だからこそ、その生地は繊細であるのは致し方がないこと。

過度に無理して自宅でお手入れを続けてしまうと、かえって傷みがひどくなって取り返しのつかない事態になってしまうこともよくお客様から伺います。。

そうならないためにも、手が付けられない汚れやシミができてしまった場合は、すぐにクレアンへご連絡ください!

クレアンなら、上記のようなハイブランドバッグもご覧の通り、独自のクリーニング技術で修復可能!

焦らなくても、困ったときはすぐにお問い合わせください!

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