寒い冬の時期は、防寒用の小物が必須。コートは何着も揃えるのは大変で、小物で毎日のコーデに変化を持たせることが大切です。ワンポイントで小物に上質なものを揃えると、おしゃれの格をぐっと引き上げることができます。
ただ小物を選んだり、購入するときにこんな悩みを持つことも。
「どんなブランドで選んでいいのかわからない」
「素材によっての手入れの方法がわからない」
「オフシーズンでの長期保管で傷まないか心配」
そこで本記事では、冬の小物別おすすめブランドアイテムや、家での手入れの方法、オフシーズンの保管方法を紹介します。
こちらの記事を読むことで、毎日のコーデのバリエーションを広げることができますよ。
冬の小物のブランドのおすすめアイテム!
まずは冬の小物のブランド別おすすめのアイテムを紹介します。素材や柄なども記載してますのでぜひ、参考にしてくださいね。
ハイブランドの手袋おすすめアイテム
手袋のおすすめブランドやアイテムはこちら。
ブランド |
アイテム名 |
素材 |
柄 |
PRADA(プラダ) |
Re Nylon xナッパレザー グローブ |
ナッパレザー(羊革) ナイロン |
無地(ポケット付き) |
COACH(コーチ) |
テック ナパ グローブ |
本体:羊毛 裏地:100% ウール |
無地 |
BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ) |
グローブ |
100%ウール |
編み上げ |
出典元:https://www.prada.com/jp/ja/men/accessories/hats_and_gloves/products.Re_Nylon_x%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B6%E3%83%BC_%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%96.2GG137_2DW1_F0002.html
レザーの手袋はバイカーにもおすすめ!
ボッテガヴェネタは財布やキーケースなどのレザー商品で有名なブランドですが、手袋はウールの素材でありながらボッテガの柄に編み上げされており、ブランドのこだわりが見える商品です。
シーン別に素材で使い分けるのも小物選びの楽しみの一つですね。
ハイブランドマフラーのおすすめアイテム
マフラーのおすすめブランドやアイテムはこちら。
ブランド |
アイテム名 |
素材 |
柄 |
BURBERRY(バーバリー) |
クラシック チェック カシミアスカーフ |
100%カシミア |
チェック |
COACH(コーチ) |
ストライプ スカーフ |
100% ウール ワンポイント:牛革 |
ストライプ |
GUCCI(グッチ) |
GGパターンマフラー(ウェブ/フリンジ) |
80% ウール 20% シルク |
ストライプ&GGマーク |
出典元:https://jp.burberry.com/the-classic-check-cashmere-scarf-p80181731
バーバリーのマフラーは定番ですが、クラシカルなファッションにぴったりなアイテムです。グッチのマフラーはダークな赤がワンポイントで入っており、見た目に黒くなりがちな冬のファッションに差し色として使うのにも便利ですね。
コーチのストライプスカーフはワンポイントに牛革が使用されており、ドライクリーニングが推奨されていますので注意しましょう。
ハイブランドニットキャップのおすすめブランドアイテム
帽子といってもいろいろありますが、冬の小物でおしゃれにも使えるアイテムといえばニットキャップですよね。
こちらではニットキャップのおすすめブランドアイテムを紹介します。
ブランド |
アイテム名 |
素材 |
柄 |
BURBERRY(バーバリー) |
ロゴグラフィック カシミアブレンド ビーニー |
97% カシミア 3% ポリエステル |
無地 ワンポイント |
COACH(コーチ) |
カラーブロック ビーニー |
100% ウール |
ストライプ ロゴ |
GUCCI(グッチ) |
ウェブ付き ウール ハット |
100% ウール ディテール:50% コットン 50% ヴィスコース |
無地orディティールワンポイント |
出典元:https://web.hh-online.jp/hankyu-mens/goods/?ggcd=O10358238
バーバリーといえば、チェックを思い浮かべる方も多いと思いますが、ニットキャップは無地で、ワンポイントにロゴが入ったシンプルなデザイン。
コーチもブランドの色合いにしてはめずらしく、ネイビーに白と赤のストライプにロゴが入ったものでスポーティーなファッションにぴったりのアイテムですね。グッチはリバーシブルになっており、こちらはロゴはなしでワンポイントにディティールが施されていますので気分で無地と使い分けることができます。
ニット帽はシンプルとカラフルなもの、両方の使い分けがおすすめですよ。
冬の小物の素材別の日々の手入れの方法は?
ナイロンやポリエステルは普段どおり、手軽に洗濯機にかけることができますが、ブランドの冬小物はほとんどが革や動物毛を使用しています。ウールやカシミアなどの動物毛のマフラーや革の手袋の日々のお手入れは少々お困りもの。
基本的には洗濯表示を確認すればOKですが、こちらではさらに長持ちする方法を紹介します。せっかく上質なものを購入したのであれば、丁寧に扱い長く愛用しましょう。
ウールやカシミアなどの動物毛は?
さっそく洗濯表示をみてみましょう。まずは水洗いできるかを確認して、水洗いNGのマークがなければ、水洗いができます。
ドライマークがあるのかも確認してください。「P」のマークか「F」のマークになります。こちらのマークは溶剤の違いによるドライクリーニングですが、今回はドライクリーニングのマークさえ確認できればいいので各溶剤の説明は省略します。
水洗いがOKで、ドライマークがあるものはおしゃれ着用の中性洗剤で洗いましょう。水洗いがNGでドライマークのあるものは、クリーニングに出すしかありませんのでしっかり確認するようにしてください。
洗濯機で洗えるものもありますが、手洗いで平干しをすると縮みにくく、衣類用のブラシで軽くブラッシングすると毛玉ができにくくなります。
また光沢が失われたカシミアのマフラーは、柔軟剤の代わりに、髪用のトリートメント剤をぬるま湯に溶かし、少しの時間つけておけば、油分を補うことができます。少々めんどうでも、長持ちさせるためには洗濯機を使わず手洗いを行うことが大切です。
革の素材は?
革は基本的に拭いて汚れを落とします。水で丸洗いすると、革がかたくなってヒビがはいったりと劣化の原因となってしまいます。汚れを拭き落とすやり方は、水で薄めた洗剤をつけた硬く絞ったタオルで手袋を拭きましょう。
次は、すすぎの代わりにきれいな水でしぼったタオルを使って、洗剤をしっかりふき取ってください。この時水気がタオルに多く残っていると、革が劣化しかねませんので必ず水気をほぼ感じないほどに絞ってください。
最後に乾いたタオルでしっかり水気を残さないようにふき取り、直射日光があたらないよう日陰で陰干ししましょう。少しの汚れであれば、消しゴムで落とすこともできますが、こすりすぎないように注意してくださいね。
レザーは基本的には洗うことができないとされていますが、防水加工が施されていればぬるま湯で押し洗いすることもできます。ただ、押し洗いではなくもみ洗いすると色が抜けたり、縮む原因にもなりかねませんので、クリーニングに出すことをおすすめします。
冬小物の長期保管方法は?素材別に紹介!
ウールやカシミアなど動物毛の場合
まず長期保管の前にはクリーニングに出すことをおすすめします。クリーニングは、自宅の洗濯では落としきれない目に見えない細かな汚れを、溶剤をつかって落としきることができます。
ウールやカシミアを長期保管するときに最も怖いのが、虫食いです。洗い残した汚れなどは、虫食いのもっとも主な原因となってしまいますのでまずはクリーニングに出すことにしましょう。
動物毛の素材はケラチンというたんぱく質でできているため、そもそもが虫の大好物です。収納する場所は、温度や湿度が高くなりすぎない、虫が好まないところを選びましょう。
どうしても湿度や温度が高くなりがちなクローゼットや衣装ケースに保管する場合は、防虫剤を必ず入れておき、ときどき引き出しを開けて風通しを良くするか、定期的に日光にあてて紫外線で殺菌することが必要です。
革製品の長期保管方法は?
まず革製品はカビが生えやすいため、カビの温床となる皮脂汚れや汗を落とすためにクリーニングに出すことをおすすめします。保管前にクリーニングに出した後、長期で保管する場合は中に新聞紙を丸めて詰めて湿気を吸収させることが大切です。
新聞紙を入れるのは、湿気によるカビの発生を防ぐことも目的の一つですが、革製品の型崩れを防ぐ効果もあります。革製品も1か月に一度は、風通しのいい場所に出すことをおすすめしますが、日焼けによる色褪せや色抜けが起こる可能性があるため日陰に出すようにしましょう。
基本的には風通しのいい日陰に保管して、定期的な陰干しも忘れないようにしてくださいね。
ファッションにはお手入れや保管も大事です!
本記事では、冬の小物別おすすめブランドアイテムや、普段の手入れの方法、オフシーズンの保管方法を紹介しました。毎日のコーデに違った印象をもたせてくれる冬小物、良いものを使うと普段のお手入れや保管方法にかなり気を使いますが、その分より一層愛着をもつことができます。
いろんなアイテムを使いまわして、おしゃれを楽しみましょう!