カナダグースのダウンジャケットを着ているうちに、袖口やポケットの周辺が白っぽくなってきたことはありませんか?
カナダグースを代表するブラックやネイビーなどの濃い色では、白くなった部分が目立ちやすく、汚れや色落ちだと思ってしまう方もいるでしょう。
カナダグースの生地が白っぽくなるのは、「白化現象」と呼ばれるものです。
今回は、白化が起こる原因と、白化を防ぐためのお手入れ方法をご紹介します。
カナダグースが白くなる「白化現象」とは?

白化現象とは、生地が摩擦を受けて表面の繊維が毛羽立ち、白っぽく見える現象です。
カナダグースの代表的な生地「アークティックテック」は、ポリエステルとコットンを組み合わせた丈夫な混紡生地です。マットな質感と優れた耐久性を備えていますが、日常的な摩擦によって生地表面が白っぽくなることがあります。
摩擦によって繊維そのものが毛羽立っているため、拭き取っても白さは消えません。
カナダグースの白化が起こりやすい場所
カナダグースの日本公式サイトでも、白化現象は主に摩擦が原因で起こると説明していて、日常生活で繰り返し摩擦を受ける場所に発生します。
袖口や肘
袖口や肘は、普段の何気ない動作でこすれやすい場所です。
机に肘をついたり、買い物中にカートを押したり。こうした動作を繰り返すうちに、生地がこすれて白化が起こります。
ポケットの周辺
寒い日は、ついコートのポケットに手を入れたくなりますよね。
手を出し入れするたびにポケットの縁がこすれるため、角や開口部を中心に白化が起こりやすくなります。
脇や身頃の側面
歩いているときは、腕を振るたびに袖と身頃がこすれ合っています。
特に脇の下や身頃の側面は、着ている本人が気づかないうちに摩擦が繰り返される場所です。
肩や背中
リュックやショルダーバッグを愛用している方は、肩や背中の白化にも注意したいところです。
バッグの重みで肩ひもが生地に押し付けられ、歩くたびにこすれます。いつも同じ肩にバッグを掛けていると、その部分だけ白っぽくなることもあります。
カナダグースの白化を防ぐためのお手入れ方法
カナダグースの白化を防ぐには、日常生活で生地への摩擦を減らすことが大切です。
毎日の連続着用を避ける
カナダグース公式サイトでは、白化を防ぐ方法として連続着用を避けるよう案内しています。
お気に入りの一着でも毎日続けて着るのではなく、ほかのアウターと交互に着用しましょう。
バッグとの摩擦を減らす
カナダグース公式サイトでは、リュックの使用を控えることも推奨しています。
リュックやショルダーバッグを使用すると、肩や背中に繰り返し摩擦が加わります。
カナダグースを着る日は手持ちのバッグにするなど、バッグとの接触を減らす工夫をしましょう。
汚れを落とすときは強くこすらない
袖口やポケットに汚れが付着しても、ブラシやタオルでゴシゴシこするのは避けましょう。
軽い汚れは水で濡らして固く絞った柔らかい布で取り除きましょう。布で拭いても落ちない汚れは、専門店でのクリーニングをおすすめします。
カナダグースのクリーニングは専門店のクレアンへ
カナダグースの白化を防ぐには、普段のお手入れだけでなく、クリーニング時にも生地への摩擦を抑えることが大切です。
高級クリーニング専門店クレアンでは、カナダグースのアークティックテック生地を熟知した職人が、一着ずつ丁寧に手洗いしています。

襟元や袖口に付着した皮脂汚れは、専用のブラシで丁寧に浮かせます。その後、職人が一着ずつ手洗いし、生地への摩擦を抑えながら汗や皮脂汚れを洗い落とします。

カナダグース特有のテフロン加工生地へのダメージを避けるために、洗浄後は高温乾燥を避け、温度と湿度を管理した室内で自然乾燥させます。仕上げにはタンブリング加工を施し、羽毛にたっぷりと空気を含ませて、ふっくらとしたボリュームを引き出します。
大切なカナダグースを長く愛用するために、日頃から摩擦を避け、定期的なクリーニングで清潔に保ちましょう。
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