秋冬のおしゃれに欠かせないニット。気に入ってよく着ているものほど、気がつくと袖口や脇のあたりに毛玉ができてしまうものです。
「カミソリやはさみで処理するのは怖い」
「毛玉取り機を押し付けたら穴が開いてしまった」
今回は、大切なニットを傷めずに毛玉を除去するクレアンのケアと、ご依頼に合わせて行う穴あき修理についてお届けします。
ニットに毛玉ができる仕組み
ニットに毛玉ができる主な原因は、日常の着用で生じる「摩擦」にあります。
歩くときに袖と身頃がこすれ合ったり、バッグが当たったりすることで、生地表面の繊維が少しずつ毛羽立ちます。その毛羽同士がからまり合い、小さな束になったものが毛玉です。
特にウールやカシミヤといった天然素材や、柔らかく編まれたニットは繊維がしなやかな分、毛羽立ちが発生しやすい傾向があります。摩擦を避けることは難しいため、着る回数を重ねる中で毛玉ができるのは自然なこととも言えます。
職人の手作業で行うクレアンの毛玉取り
クレアンでは、ニットクリーニングの最終工程で職人が1着ずつ毛玉を取り除きます。
こちらは毛玉取り前のニットの袖と裾の部分です。


まだ毛玉になる前の毛玉予備軍のような状態で、このくらいだったら気にせず着用しているという方もいらっしゃるかと思います。また、家庭用毛玉取り機ではおそらく処理できないかと思います。
クレアンで仕上げるとこうなります。


摩擦で表面が荒れていた部分が、すっきりと滑らかになりました。
着用中の引っかけや虫食いによる「穴あき」の補修
ニットのお悩みでもうひとつ多いのが「穴あき」です。
クローゼットから出したときに虫食いを見つけたり、アクセサリーを引っかけて伸びてしまった糸を切ってできた穴、毛玉取り機やハサミで穴があくこともあります。
クレアンでは、クリーニングのご依頼とあわせて、こうした穴あきや傷みの補修(かけはぎ・編み直し)も承っています。
こちらはニットの肩に開いてしまった穴です。

かけはぎによってお直しした状態がこちら。どこに穴があったのかわからないくらい自然に仕上がっています。

カシミヤやウールでも、周囲の編み目に馴染ませることで、傷みの目立たない仕上がりを目指します。
ニットの穴は、小さくても放置すると着用や洗濯のたびに広がってくるので、早めの対処をおすすめしています。
プロの手入れで大切なニットを長く楽しむ
クリーニングで汚れをしっかり落とし、丁寧に毛玉を取り除き、必要に応じて穴を塞ぐ。いずれの工程も熟練の職人が心を込めて行っております。
ニットのメンテナンスの料金や納期は、ダメージの状態によって異なりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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