カシミヤ・ウール・モヘアの正しいお手入れ|高級ニットを長く美しく

秋冬のファッションに欠かせないニット。マックスマーラ(Max Mara)やロロ・ピアーナ(Loro Piana)、ブルネロ クチネリ(Brunello Cucinelli)などの高級ブランドには、素材や編み方、シルエットにこだわったニットが数多くあります。
 
こうしたニットを長く愛用するためには、素材に合ったお手入れが欠かせません。

 

高級ニットは自宅で洗っても大丈夫?


高級ニットを自宅で洗えるかどうかは、素材だけでなく、編み方や糸の太さ、装飾、仕立てによっても異なります。
洗濯表示に手洗いや弱い洗濯処理が認められていれば、表示に従って家庭で洗濯できます。
一方、家庭洗濯不可のニットは、おしゃれ着用洗剤を使用しても縮みや変形を防げないため、専門店に任せましょう。

 

素材で変わる!高級ニットのお手入れの注意点

高級ブランドのニットには、繊細な天然繊維や特殊な糸を使用した製品が多くあります。
代表的な素材について、それぞれの特徴と注意点を見ていきましょう。
 

カシミヤ|なめらかな手触りと柔らかさを守る


カシミヤは、細く柔らかな繊維が特徴の高級素材です。軽くて暖かく、肌に触れたときのなめらかさも魅力です。
カシミヤは水分や摩擦に弱く、洗い方によっては縮みや毛羽立ち、手触りの変化が生じます。特にハイゲージの薄手ニットは、わずかな寸法変化でも着用時のシルエットが変わってしまいます。
 
ロロ・ピアーナやブルネロ クチネリなど、素材の品質を重視したブランドのカシミヤニットは、専門店でのクリーニングがおすすめです。
 

ウール|縮みと型崩れに注意


ウールは保温性に優れ、セーターやカーディガンなどに広く使われています。
ウールの繊維表面には細かなスケールがあり、水分や摩擦などの条件が重なると繊維同士が絡み合い、縮みや硬化を起こします。
また、ざっくりとしたローゲージニットは、洗濯や乾燥の際に編み目が伸びたり、シルエットが崩れたりする点にも注意が必要です。
家庭洗濯が認められている製品でも、干し方を誤ると肩や裾が伸びてしまうため、平干しなど表示に従った乾燥方法を選びましょう。
 

モヘア・アンゴラ|ふんわりした毛足を傷めない


ふわふわとした柔らかな毛足が魅力のモヘアやアンゴラを使用したニット。
毛足の長いニットを強くこすったり、洗濯機の中でほかの衣類と摩擦させたりすると、毛が絡まり、表面の柔らかさが損なわれます。
 
ブラッシングの際も、無理に毛を引っ張らないよう注意が必要です。
毛足の長さや柔らかさがデザインの魅力になっているニットほど、専門的なクリーニングで丁寧に扱いたい衣類です。

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高級ニットを長く愛用するための3つのお手入れ

上質なニットは、日頃の扱い方によっても着用時の美しさが変わります。
 

1. 着用後は湿気を逃がしてから収納する

着用したニットには、汗や湿気が含まれています。
脱いですぐにクローゼットへ収納せず、風通しのよい場所で湿気を逃がしましょう。
 
ただし、ハンガーに長時間掛けると、自重によって肩や着丈が伸びるおそれがあります。湿気を逃がしたあとは、畳んで収納するのがおすすめです。
 

2. 毛玉は引っ張らずに取り除く

ニットの毛玉は、着用時の摩擦によって発生します。特に脇の下や袖口、バッグが当たる部分は毛玉ができやすい場所です。
毛玉を指で引っ張って取ると、周囲の繊維まで引き出してしまいます。小さなハサミで毛玉だけを慎重に切り取るか、素材に対応した毛玉取り器を使用しましょう。
 

3. シーズン終わりにはクリーニングする

着用したニットには必ず汗や皮脂が付着しており、汚れを残したまま長期間収納すると、黄ばみや虫食いの原因になります。
特にカシミヤやウールなどの動物性繊維は、保管前に汚れを取り除くことが大切です。
来シーズンも気持ちよく着られるよう、シーズン終わりには専門店でのクリーニングをおすすめします。
 
高級クリーニング専門店クレアンでは、ロロ・ピアーナやブルネロ クチネリなどの高級ブランドのニットも、素材や編み方、仕立てに合わせて丁寧にクリーニングいたします。
大切なニットを長く美しく着続けるためのお手入れは、ぜひクレアンにお任せください。

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