スタジャンのクリーニング事例|メルトン×レザーの黒ずみを改善

年齢を問わず着こなせるスタジャン。
スタジャンには複数の素材が使われており、一般的なドライクリーニングでは汚れが落ちきらない場合があります。
今回は実際のビフォーアフター写真をもとに、どこまで改善できるのかをご紹介します。
 

スタジャンには複数の素材が使われています

スタジャンには、異なる素材が組み合わされています。
 
身頃にはウールを圧縮したメルトン生地。
袖にはレザー。
さらに襟・袖口・裾のリブや裏地なども、それぞれ性質が異なります。
 
メルトンは汗や皮脂を吸収しやすく、レザーは水分の影響を受けやすい素材です。
リブ部分は縮みが生じることもあります。
 
また、スタジャンのワッペンは、アクリルやレーヨン糸、フェルトなど複数素材で構成されています。
水分や摩擦によって色移りが発生することがあり、特に濃色のワッペンは注意が必要です。
 
素材ごとに性質が異なるため、ご家庭での洗濯は現実的ではありません。
しかし、洗わずに着続けると汗や皮脂が残り続けることになり、襟や袖口の黒ずみ、においの原因になります。

 

クレアンのスタジャンクリーニング事例

ここでは、実際にクレアンでお預かりしたスタジャンの事例をご紹介します。
 

こちらが今回お預かりしたスタジャンの袖の部分です。
厚みのあるカウレザーでしっかりとした質感が魅力ですが、その分、汗や皮脂が付着すると目立ちやすい素材でもあります。
 
白い袖には黒ずみが見られます。
レザーは表面だけでなくシボの凹凸部分にも汚れが入り込むため、表面処理だけでは十分に落ちません。
 

袖口の内側とリブにも黒ずみが確認できます。
リブは汗を吸収しやすく、洗わずに着続けると変色が進みます。
 

こちらがクレアンでクリーニングを行った後の状態です。
袖の黒ずみが落ち、全体の印象が明るくなっています。
 

袖の内側も本来の白さが戻りました。
表面だけでなく、着用時に擦れやすい部分までしっかり洗浄しています。
 
レザーは、汚れの進行や色抜けの状態によっては、クリーニングに加えてリカラーでの補修にも対応しています。
色を塗り直すことで、見た目を整えることが可能です。
 
↓リカラー事例はこちら(レザーバッグ)↓

レザーバッグの角スレは目立たなくできます|クレアンの補修事例