上質なレザージャケットを長く着るためのお手入れとクリーニング

しなやかな羊革や牛革を使ったショート丈・ロング丈のレザージャケットは、秋冬のコーディネートを品よく引き締めてくれます。
何年も着続けたい上質なジャケットですが、年数が経つと衿元の脂浮きや袖口の硬さが気になってきませんか?
ここでは、ご自宅で行うお手入れの範囲と、専門のクリーニングへ任せるタイミングについてまとめました。

レザー・毛皮クリーニング


 

自宅で行うお手入れで注意したい点

日常的なブラッシングやクロスでの拭き上げは、ホコリを落とす意味ではとても有効です。一方で、市販の革用クリームやオイルの使い方には配慮が必要です。
 

革用クリームの塗りすぎによる影響


よくあるトラブルが、革用クリームの塗りすぎです。
革の柔らかさを保とうとして頻繁にクリームを塗ると、表面に余分な成分が残り、ベタつきやホコリの付着、色ムラなどを起こしてしまいます。また、クリームが残ったまま湿気の多い場所で保管すると、カビが発生しやすくなるため注意が必要です。

革用クリームは頻繁に塗る必要はありません。
表面の乾燥やカサつきが気になるときに、革の種類に合ったものを少量使用します。
 

衿元や袖口に付着する皮脂と汗

直接肌が触れやすい衿まわりや袖口には、着用するごとに皮脂や汗が付着します。これらの汚れは時間が経つと酸化し、革の硬化や変色、裏地の黄ばみや変色を招きます。
表面を布で拭くだけでは、革や裏地に染み込んだ皮脂や汗まで十分に取り除くことはできません。
 

保管時の型崩れ

ショート丈・ロング丈を問わず、レザー衣類にはある程度の重さがあります。細い針金ハンガーや薄型のハンガーに長期間かけておくと、肩にハンガー跡がついたり、全体のシルエットが崩れたりします。
保管には、衣類の肩幅に合った厚みのあるハンガーを使用し、肩のラインを広い面で支えることが大切です。

 

定期的にプロのクリーニングを利用するメリット

クレアンでは、ご自宅のお手入れでは取り除けない皮脂や汗、蓄積した汚れまで、一着ごとに革の種類や仕立てに適した方法でしっかりきれいにします。
 

革の種類や仕立てに合わせたクリーニング


革の種類や厚み、染色、縫製、装飾などを確認し、それぞれに適した方法で洗浄します。レザー衣類を丸洗いしながら、革への負担を抑えて仕上げるには、素材を見極める知識と専門的な技術が必要です。
▶︎クレアンのレザークリーニングをもっと詳しく見る
 

洗浄後の水分・油分補給と色補正


クリーニング後は、革のコンディションに合わせて水分や油分を補い、しなやかな手触りに仕上げます。
袖口や裾、肘などに擦れや色落ちがある場合は、レザー専用の染料や顔料を調合して補色することも可能です。
 
上品なレザージャケットは、着るほどにその人らしい表情が加わっていく一着です。
大切に着続けたいレザー衣類のお手入れは、ぜひクレアンにご相談ください。