高級ブランド靴のケアとクリーニング|GUCCI・PRADA・ルブタンなど素材別のお手入れポイント


お気に入りのブランド靴を長く美しく履き続けるには、素材に合わせたお手入れが欠かせません。
ここではグッチ・プラダ・ルブタン・ボッテガ・サンローランといった代表的なハイブランドを例に、それぞれの特徴と、お手入れのポイントをご紹介します。
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GUCCI(グッチ)金具付き・レザーソールのケア

クラシックなデザインの中に遊び心を感じさせるグッチ。
代表的なホースビット金具や艶やかなレザーなど、装飾と素材の調和が魅力です。
 
上質な革は履くほどに柔らかく、深みのあるツヤを帯びていきますが、金具まわりのくすみや擦れを放置すると、上品な印象が損なわれてしまいます。
メッキがはがれないよう専用クロスでやさしく拭き上げ、 仕上げに保湿を加えることで、革のしなやかさと輝きを長く保てます。
また、レザーソールは乾燥に弱いため、湿度管理と底面の補強が美しさを長く支えます。
 

PRADA(プラダ)ガラスレザー・ナイロンの素材違いに注意

洗練されたモードの中に、実用性を兼ね備えるプラダ。靴のデザインにもその哲学が表れており、光沢のあるガラスレザーからナイロン素材のブーツまで、幅広い素材構成が特徴です。
ガラスレザーは表面が繊細で、わずかな擦れでも印象が変わってしまうことがあります。
汚れは強くこすらず、専用クリーナーで汚れを浮かせて落とすのが基本。
 
ナイロン素材は水や汚れに強いものの防水加工は薄れていくため、再コーティングによる保護が効果的です。
異素材が組み合わされたモデルも多く、部位ごとに適したケアを施すことでプラダ特有の“モードと機能美”を長く保てます。
 

Christian Louboutin(クリスチャン・ルブタン)レッドソールを守るケア

足もとをドラマティックに彩るクリスチャン・ルブタン。鮮やかなレッドソールはブランドの象徴であると同時に、最も繊細な部分でもあります。
歩くたびに少しずつ削れやすく、色あせると印象が変わってしまうため、定期的なソールコーティングやかかと交換が欠かせません。
スエード素材のモデルはブラッシングを行うことで、しっとりとした質感を保てます。華やかで存在感のある一足ほど、日常のケアが欠かせません。
 

Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)イントレチャートレザーの保湿

控えめなデザインの中に確かな個性を感じさせるボッテガ・ヴェネタ。職人技が光るイントレチャート(編み込みレザー)は、繊細で柔らかな風合いが魅力です。
ただし、乾燥や汚れの蓄積によって革が硬くなる、色むらが出るなどのトラブルも。
オイルケアは編み目の奥までムラなく浸透させ、余分なクリームを丁寧に拭き取ります。保管時は湿度を避け、シューキーパーで型を守ることで、美しい立体感を長く維持できます。
 

Saint Laurent(サンローラン)スムースレザーとスエードの両対応ケア

シャープで洗練されたフォルムが印象的なサンローラン。上質なカーフレザーは艶やかな質感と柔らかな手触りが特徴です。
表面に残るわずかな汚れも放置するとツヤを損なうため、柔らかいクロスでの乾拭きと定期的な保湿ケアを心がけましょう。
 
スエード素材のブーツは起毛をつぶさないよう丁寧にブラッシングし、防水スプレーで汚れを予防。繊細な素材を生かす細やかな手入れが、サンローランらしい上品な佇まいを支えます。
 
クレアンでは、素材ごとの特性に合わせた靴・ブーツクリーニングで、大切な一足を長くご愛用いただけるよう丁寧にケアいたします。定期メンテナンスもお困りごともお気軽にご相談ください。
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