朝晩に秋の風を感じるようになると、レザージャケットの季節です。
でも、クローゼットから取り出した瞬間に「なんだかカビっぽい」「もしかしてカビのニオイ?」「こんなに変色してたっけ?」と気づく方も少なくありません。
放置するとダメージが進んでしまうため、着用前のチェックと早めのケアが大切です。
レザージャケットを取り出したら、まず確認したいポイント
レザージャケットに袖を通す前に次の項目をチェックしてみてください。
カビや白っぽい粉が浮いていないか
レザーはカビが発生しやすい素材です。とくに湿度と温度が保たれたクローゼット内は、カビの繁殖にとって理想的な環境。
白っぽい粉やくもりのような跡が見えたら、表面にカビが発生しているサインです。
そのまま放置すると革の繊維にまで根が張り、変色やニオイの原因になることもあります。
表面が乾いてひび割れていないか
革は時間が経つと内部の油分や水分が抜け、乾燥によるひび割れが起きやすくなります。
光の角度を変えて見たときに細かなスジや白っぽい線が見える場合は乾燥が進行しています。
放置するとダメージが広がってしまいます。
袖や肩まわりの変色・色あせがないか
収納場所によっては、扉のすき間や窓際から差し込む紫外線が一部に当たり続けることがあります。
その結果、袖や肩の外側だけが変色したり、全体の色ムラが目立つケースも。
もし一つでも気になる点があれば、早めに専門クリーニングへ相談してください。
レザー専門のクリーニングで汚れ・カビ・においを除去
クレアンにはレザー専用の洗浄設備があり、ジャケットや革ジャンなど幅広いアイテムに対応可能です。
革の種類や状態に合わせて、汚れを優しく分解しながら、古いオイルや皮脂もすっきり除去します。
乾燥を防ぎつつカビやニオイの原因となる湿気を取り除く技術で、革本来の風合いを損なわないよう低温でじっくりと乾燥。
色落ちや縮みを防ぎながら、清潔で心地よい仕上がりに整えます。
この段階で素材をベストな状態にしておくことで、色の「塗り直し」「塗り替え」工程もより美しく、長持ちする仕上がりになります。
クレアンならワンランク上の”塗り直し””塗り替え”も可能
ビフォー:使い込まれた感が目立っているレザージャケット
こちらはブラウンのレザージャケット。
使い込まれて革がしなやかに馴染んでいますが、色の差がはっきりとわかるくらいスレやダメージが目立っています。
アフター:ダメージが目立ちにくい黒に染め替えました
クレアンでは、レザー専用の顔料と染料を独自に調合し、元の質感を損なわないよう一着ずつ丁寧に色を重ねていきます。
下地のコンディションを整えたうえで、手作業による塗布と均一な仕上げを行うことで、自然な艶と深みのある色合いを再現。
部分的な補色から全体のカラーチェンジまで対応しており、仕上がりは新品のような上質感。
素材の風合いを守りながら、レザー本来の上品な艶と深みを取り戻します。
レザージャケットや革ジャンのクリーニング・塗り直し・塗り替えのご相談は、クレアンにお任せください。