ここ数年、メディアでもコインランドリーが取り上げられることも多く、布団や毛布をコインランドリーで丸洗いしているご家庭も多いことかと思います。
では、クレアンではどのようなクリーニングを行っているのでしょうか?
今回のクレアン通信簿では、羽毛布団とシルク毛布のクリーニングをご依頼くださったお客様の声をご紹介しております。
ぜひ、高級クリーニングのクレアンの技をご覧になってみてくださいね。
本日、布団を受け取りました!
本日、布団を受け取りました。
丁寧にすすいでいただき、ありがとうございました!
せっけん臭もなく、クレゾール臭の様な喉に絡む悪臭がなくなり、獣臭さ的な臭いが多少残るだけになっていたので、とても満足しています。
次回もまたよろしくお願します。
クレアンのコメント
「羽毛布団が獣臭く感じる」というのは実はよくあるトラブルなんです。
購入したばかりの羽毛布団なのにパックを開封したら臭かったということもあれば、1年目は気にならなかったのに2年目から突然強く臭いがするようになったということもあります。
羽毛布団に「獣臭さ」が発生してしまう原因は、大きく分けて「羽毛布団の製造によるもの」と「羽毛布団の保管方法」があります。
羽毛布団の製造方法で臭ってしまう
羽毛布団には鳥の羽が詰まっていますので、どの鳥の羽を使っているのかによって匂いも変わってきます。
羽毛布団の羽毛は「ダック(アヒル)」と「グース(ガチョウ)」が一般的で、布団から動物臭・獣臭がしやすいのはダックと言われています。
臭いの違いは食べ物が関係しています。
グースは草食のため、あまり臭いが気になりません。
対してダックは雑食で肉も食べます。体質的に油脂が多くなりやすいので、その臭いが獣臭さに感じられるのです。
また、ダックでもグースでも、羽毛の洗浄が不十分だと臭いが残ってしまいます。
集められた羽毛は布団に仕立て上げられる前にまず洗浄されるのですが、洗浄が不十分だと布団に仕上がった後も獣臭が続いてしまうのです。
臭いの原因が羽毛そのものや製造工程によるものであった場合は、新品の羽毛布団でも「なんだか臭い・・・」と感じる人もいらっしゃいます。
羽毛布団の保管方法で臭ってしまう
購入したときはあまり臭いが気にならなかった羽毛布団が、2シーズン目になって急に臭くなってしまうことがあります。
この現象は日本の高い湿度が原因です。
ワンシーズン使った羽毛布団を次のシーズンまでそのまま押入れにしまいこんでいたり、梅雨のジメジメした時期に湿気の強いクローゼットにしまっていると、湿気によって雑菌が爆発的に繁殖してしまい最初は感じなかった獣臭が発生してしまうことがあるのです。
これは日本の生活環境が原因ですので、日本製なら獣臭くないということはありません。
日本製であっても、箱詰めされた状態で倉庫に長期保管されていたりすると同じ現象が起こってしまうことがあります。
一般的なクリーニング店の洗い方は?
一般的なクリーニング店で布団クリーニングを行う際は、非常に多くのケースで布団をすし巻き状にしてマシンで洗っていきます。
空気を抜きながらクルクルと巻くことにより、中綿のズレを防いだり洗剤液の浸透を良くする効果があるため広く採用されている方法なのです。
しかしこの方法では洗浄中の布団の様子を確認することができず洗い方も一定になってしまうため、今回のような個別のご希望に適切に対応することは難しくなってしまいます。
クレアンは羽毛布団の臭いにも対応できます
クレアンでは、こういった「臭い」のお悩みにもできる限り対応させていただいております。
布団クリーニングは水が命。布団の気になる汚れと臭いを落とすためには、キレイな水を使った丸洗いが最適です。
クレアンでは布団クリーニングにカルキの入った水道水は使っていません。
軟水に近いマイナスイオン水を独自に醸成して、布団、羽毛布団、こたつ布団のクリーニング用水としています。
軟水はクリーニングに最適な水です。さらにマイナスイオン水は、プラスイオンである汚れを引き寄せて除去する効果が高いのです。
水に布団をドボンと漬け込むだけでは汚れた水を吸わせることになるので、お写真のように新しい水をどんどんかけて染み込ませていきます。
この水洗いだけでも中綿が吸収してしまっている汗が分解されて落ちていきます。
本当に、使用する水によって汚れの落ち具合が変わってくるんですよ!
しっかりと水分を吸わせた布団は泡立てた石けんで洗っていきます。
しっかり泡立てた石けんは汚れ落ちもとても良く、布団につきやすい汚れである人間の皮脂、汗、体液、食べこぼし、飲みこぼし、ペットのおしっこの臭いなども落ちていきます。
布団1枚に対して、ここまで細かい手洗いを行なっておりますので、ご依頼下さったお客様にもご満足いただくことができました。
臭い、汚れが気になる羽毛布団がございましたら、ぜひクレアンにご相談くださいね。
シルクの毛布が快適になりました!
クレアン様
お願いした毛布ですが、溶剤の匂いなどが全く無くとても快適です。
ありがとうございました。
またお願いすると思いますが、よろしくお願いします。
(A.K様)
クレアンのコメント
A.K様はクレアンのリピーター様で、前回と同じシルクの毛布をご依頼くださいました。
洗い方も前回と同じく溶剤の匂いが残らないように、毛布の起毛を潰さないように、とのご希望がございました。
クレアンでは、お預かりする布団・毛布を1品ずつ手洗いで個別洗いを行なっておりますので、このようなお客様のご希望にもお応えすることができます。
「洗えるシルク布団」を洗ったらゴワゴワに・・・
シルクの毛布はしっとりとした肌触りでとても暖かいのですが、やはり天然素材のためトラブルが起こることもあります。
特に最近は「洗えるシルク毛布だったから洗濯機で洗ったらゴワゴワになってしまった」という方も多いようですよ。
シルクは水に弱いというイメージがあるかもしれませんが、実は染色する段階で水にもお湯にも通してあります。
それなのに、洗濯をするとダメになってしまうことが実際にあるんです。
それはなぜかというと、洗濯機の水流によって強くかき回されてしまうことで、繊維にとても大きな負担がかかってしまうから。
「洗える」と書いてあっても洗濯機の「標準コース」でバシャバシャと洗ってしまうと、肌触りの良さが損なわれてしまうことになるのです。
実際、洗えるシルク毛布の洗濯表示を確認したら「手洗い」が推奨されていることがほとんどだと思います。
クレアンなら毛布に最適な状態で洗えます!
洗濯に不安がある毛布は、無理してご家庭で洗おうとせずにぜひクレアンにお任せください。
シルクはどうしてもドライクリーニングの方が向いていることがありますが、お客様のご希望を伺って最適な方法をご提案させていただきます。
一言でシルク毛布と言いましても、新品の状態と何年も使っている状態では洗い方を変えた方が良いですし、梅雨時期と冬の乾燥時期でも毛布そのものが含んでいる水分が異なります。
ドライクリーニングでも、特にシルクやウールなどの天然繊維に対しては常に同じ洗い方をするのはトラブルの元なのです。
クレアンでは毛布の汚れ、臭い、繊維の状態、季節などを総合して適した状態で洗っていきますので、シルク毛布も肌触りを損ねることなくクリーニングすることができます。
クレアンの真空パックサービスにつきまして
最後に、クレアン自慢の真空パックサービスについてご紹介させていただきますね。
羽毛布団もシルクの毛布も天然素材でできていますので、保管に注意が必要な寝具になります。
シーズンオフになった布団は、天日干しして布団収納袋や圧縮袋に入れてクローゼットにしまっておくというご家庭が多いかと思います。
しかし、脅かすわけではございませんが、羽毛布団・シルク毛布など天然素材の寝具は、この当たり前のしまい方でもちょっと間違うだけで臭いやカビが発生してしまうことが本当によくあるんです。
保管方法がよくわからない場合は、布団・毛布を丸ごと真空パックしてしまうことをおすすめいたします。
クレアンでは布団・毛布専用の真空パック設備を整えております。
使用するパックは家庭用のものとは段違いの強度がありますので、真空度が全く異なります。
マシンにかけた布団はここまでぺしゃんこに!
クリーニング後の完全に乾燥させたお布団をパックしますので、お使いになるタイミングで開封してしばらく置いておけば、フワッフワにふくらみますよ!
クローゼットや押入れの風通しが悪いと布団にカビが生えてしまうこともよくありますが、クレアン真空パックならカビや臭いなどのトラブルを心配することなく、お届けした状態で保管できます。
かさばる羽毛布団の収納場所にお困りのお客様にも大変ご好評をいただいております。
布団・毛布クリーニングと合わせて、ぜひご検討くださいませ。