
冬の街中で多く見かけるモンクレール。圧倒的な保温性もさることながら、ブランドとしてのステータスであり、メルカリや買取店でも値崩れしにくい資産としても扱われています。
しかし、中古市場の査定においてコンディションの良し悪しは客観的に判断されます。ブランドの人気が高くとも、状態が悪ければ相応の評価まで下がってしまいます。将来的に手放す可能性を見据えているのであれば、いまクローゼットで眠らせている時間の扱い方が、査定額を左右することになります。
査定現場でチェックされるダウンのコンディション
中古市場の査定で、特に厳しくチェックされるポイントがあります。
まずは、襟元や袖口の黒ずみです。
日常的に着ていれば、皮脂やファンデーション、街中の排気ガスといった油分を含んだ汚れが必ず付着します。ついた直後は目立たなくても時間が経つにつれて徐々に酸化し、黄ばみや黒ずみへと変化します。モンクレール独特の生地のツヤや質感が損なわれるため、これだけで減額の対象となります。
次に、ダウンジャケットの命であるボリュームです。
中の羽毛が汗や湿気を吸って固まると、本来のふっくらとしたシルエットが消え、ボリュームが減少します。本来のデザイン性が損なわれたダウンは、商品としての価値が下がります。

内側のアニメタグもバイヤーが見るポイントです。
着脱時に引っ掛けない、ハンガーに丁寧に掛けるといった、日常の扱い方がそのまま将来の価値を守る防衛策になります。
汚れが定着する前のクリーニングで資産価値を守る
大切に扱いたいブランドダウンは、シーズンオフの間に専門店でメンテナンスをしておくと、劣化を防ぎ資産価値を守ることができます。
ワンシーズンの間、着用したモンクレールには必ず汚れが付着しています。この汚れがついたまま、気温と湿度が上がる夏をまたぐと、ただの汚れだったものが落ちにくいシミへと変化していきます。汚れは、固着してから落とすよりもついてすぐ落とす方が美しく仕上がりますし、生地への負担も軽くなります。
モンクレールのクリーニングは専門店が安心
ダウンジャケットは、着用しない今の時期こそクリーニングに出す最適なタイミングです。
とはいえ、どこでもいいからクリーニングに出せば安心、というわけでもありません。
モンクレールを象徴するナイロンラケ(シャイニーナイロン)や、細部のジッパー、ロゴワッペンといったパーツは非常に繊細です。一般的なクリーニング店の、他の衣類と一緒に大型マシンで洗浄する大量処理では、パーツが傷ついたり、生地のツヤが曇ってしまうリスクがあります。また、羽毛に必要な油分まで抜け落ちてしまうと、元のボリュームに戻らなくなることすらあります。

高級クリーニング専門のクレアンのアプローチは、そうした一律の洗濯とは異なります。
お預かりしたモンクレールは、いきなりマシンへ放り込むようなことはせず、必ず生地の状態を隅々まで検品し、洗い方を決定します。洗い場では、他の衣類と混ざることはありません。1点ずつ、職人が手洗いで丁寧にブラッシングしています。

こちらはマイクロバブルの泡です。白く見えるものは洗剤の泡ではなく、水中に発生させた細かな気泡です。髪の毛よりも細かな泡が繊維や羽毛のすき間まで行き渡り汚れを浮かせます。表地のツヤや羽毛のふくらみを守りながら洗えるため、モンクレールの仕上がりに必要な繊細さと洗浄力を両立できます。
この職人の手作業と高級衣類専用のマシンを使い分けて洗うことで、汚れをしっかり除去し、モンクレール本来の美しさとボリュームをよみがえらせることができるのです。
将来の価値を守るために。モンクレールの特性を熟知したプロのクリーニングでコンディションを保ちましょう。
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