【保存版】高級ブランドダウンを取り出したら確認したい4つのポイント

モンクレール、タトラス、カナダグース、デュペチカ、水沢ダウン…。ダウンジャケットの本格的な出番はまだ先ですが、今のうちにクローゼットから取り出してチェックしてみませんか?
長い保管で気づかないうちにカビやシミが出ていることもあります。早めに確認しておけば、冬の初めから気持ちよく着られますよ。
 

ブランドダウンのチェック項目と対処法


久しぶりにクローゼットから出したダウンジャケット。ここをチェックしてほしいというポイントをまとめました。
 

1.見た目全体のチェック

シミ、黄ばみ:袖口・襟・ファスナーまわりに出やすい

長期保管する前に皮脂やファンデーション、汗などがつきっぱなしになっていたら、変色やにおいの原因となっていることも。
 

カビ、黒ずみ:湿気や濡れたままの収納で発生しやすい

梅雨時や結露のあるクローゼットで特に注意が必要です。また、汗をかいたまま、雨や雪で濡れたままの状態で保管したケースでも気がついたらカビが生えていた、という事例もあります。
 

2.においのチェック

カビ臭:湿気がこもっていたサイン

カビ臭い…と感じたら、それは表面の白カビだけでなく繊維の奥にまで菌糸が根を張っている可能性があります。放置するとクローゼット全体に広がる恐れもあります。
 

汗や皮脂の残り臭:襟元、脇、背中などに出やすい

真冬の寒さから体を守ってくれるダウンジャケットは保温性が高いため、私たちが思っている以上に汗を吸収しています。
洗わないまま収納すると皮脂や汗が生地に残ってしまい、これらは時間とともに酸化して嫌なにおいを発します。
特に汗を書きやすい襟元、脇、背中は要注意です。
 

3.羽毛の状態チェック

ふくらみ:全体がペタンとつぶれていないか

ダウンジャケットを洗わないまま長期間着用していると、湿気や汚れで本来のふくらみが失われてします。
保温性が下がり見た目の高級感も損なわれますので、早めの確認が大切です。
 

片寄り:縫い目、仕切りに出やすい

羽毛が片寄ると着心地が悪く、シルエットの美しさも崩れてしまいます。特に縫い目や仕切り部分に片寄りが出やすいのでチェックしてみてください。
 

4.生地、パーツのチェック

表地の傷や擦れ:バッグやリュックで擦れやすい

肩まわりや背中は摩擦が多く、表地に傷や光沢の変化が出やすい部分です。高級素材ほど繊細なため、バッグが当たる部分、リュックの肩紐や本体で擦れる部分、手で触りやすいポケット周りなどもチェックが欠かせません。
 

ファスナーやボタン:開閉がスムーズかどうか

金具部分の不具合は見た目の印象を損なうだけでなく、急な故障につながります。特にファスナーの滑りや、ボタンの緩みは注意して確認しましょう。
 

ステッチのほつれ:羽毛漏れにつながるポイント

縫い目のほつれは小さな隙間から羽毛が出てしまう原因になります。放置すると劣化が進み修復が難しくなるため、早めにチェックしておくと安心です。
羽毛が飛び出しているのを見つけても、そのまま引き抜かずに生地の裏側から軽くつまんで中に戻すようにしてください。引き抜いてしまうと、さらに羽毛が抜けやすくなる原因となります。
 
もし気になる点が見つかった場合は、放置せずに早めにクレアンへご相談ください。
適切なケアを行うことで、大切なブランドダウンの美しさをよみがえらせることができます。
 
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