梅雨の湿気に注意!革ジャン・バッグ・靴のカビ対策はプロのクリーニングで

レザーのケアはクレアンにお任せ下さい
梅雨どきの湿気はレザーにとって大敵!
しっとりと肌になじむ感触や、レザー独特の風合いは、高温多湿の環境下で少しずつ変化していきます。
 
たとえば「クローゼットを開けたら、革ジャンにカビが生えていた」
そんなご相談が増えるのも、梅雨季節ならでは。
カビやニオイの原因となる菌は、湿気とともに革の内部にまで入り込んでしまうことがあり、表面を軽く拭いた程度では取りきれないケースも少なくありません。
 
レザーは高級素材であると同時に、とてもデリケート。だからこそ、この時期の湿気対策が大切なのです。

 

レザーが傷みやすくなる3つの理由

湿度が高い環境でレザーが傷みやすくなる原因は、いくつかのダメージが同時に起きることにあります。
 
1.カビや雑菌が繁殖しやすくなる
2.革が湿気を吸って柔らかくなり、型崩れしやすくなる
3.汗や皮脂と湿気が反応し、変色やニオイの原因になる
 
とくに天然素材の上質なレザーは、通気性が高く、湿気を吸いやすい性質を持っています。そのため、保管環境によっては、わずかな油断が大きなダメージにつながることも。
 
「去年は平気だったから大丈夫」と思って放置していると、いざ着ようとしたときにカビやニオイに気づく…そんな失敗も起きがちです。

 

クレアンのレザーケアは「オーダーメイド」


クレアンでは、すべてのレザーアイテムを一律の方法で洗うことはありません。
衣類・バッグ・靴・小物にいたるまで、革の種類・色味・加工方法・使用年数・保管環境を丁寧に見極め、最適なクリーニング方法を一から組み立てています。
 
たとえば、カビが確認されたアイテムには、レザー専用の薬剤による除去+奥までの丸洗い+再発防止処理をセットで行い、仕上げには保湿オイルを丁寧に塗布。
ふたたび美しい風合いを取り戻せるよう、工程ごとに手作業で仕上げます。
 
逆に、乾燥が進み革が硬化している場合には、保湿を重視したケアや油分補給による柔軟処理を中心に。
表面がパリついた革でも、柔らかく、しなやかな質感に近づけることができます。
 
また、クリーニング後には専門スタッフの目で最終チェックを行い、必要に応じてツヤ出し・補色・仕上げの磨き作業も追加。
カビ除去によって色ムラが出てしまった箇所には、リカラー処理で自然な風合いに整えることも可能です。
 
できる限り傷めず、美しく整える。その一貫した姿勢が、他店との違いとして選ばれ続けている理由です。

 

素材と時間を味方にするお手入れを

レザーは、使い続けることで味わいを深めていく素材。
だからこそ、こまめなメンテナンスによって、ツヤ・柔らかさ・色合いの変化を楽しめる素材に育てていく工夫が必要です。
 
とくに梅雨入り前のタイミングでプロのケアを取り入れることで、カビやニオイのリスクを最小限に抑えることができます。
クレアンでは、シーズン前の「リセットクリーニング」として、レザーアイテムのご依頼が多く寄せられています。
 
お気に入りの革ジャン、レザージャケット、バッグ、パンプス、革靴、ブーツ、財布、手帳カバー、レザーグローブ、ベルト…。
どれも、来シーズンも気持ちよく使えるよう、今のうちにしっかりとケアしておきましょう。
「長く使いたい」と思う一着ほど、早めのメンテナンスがその価値を守ってくれます。