お盆や法要で着用した喪服、「黒いから汚れも目立たないし、1日しか着てないから」と、洗わずにしまっていませんか？
喪服は黒色の深みや光沢感が命であり、少しの色あせやテカリでも印象が大きく変わってしまいます。
喪服は特別な衣類です
喪服は、弔事で着用する特別な衣類で、黒の深みや光沢感が保たれているかどうかで着る人の印象は大きく変わります。
日常的に着るものではなく保管時間が長いからこそ、収納前のケアがとても重要。
皮脂や汗、ほこりを残したままではカビやシミ、においの原因となり、いざというときに着られなくなるリスクがあります。
喪服を着た後のNG行動
喪服の着用は数年に1回程度で、短時間しか着ないことも珍しくないですよね。「汗をかいてないし洗わなくても大丈夫」と思うかもしれませんが、短時間の着用でも汚れは残っています。
洗わずにクローゼットにしまい込むと、繊維に残った汗や湿気がカビやニオイの原因に。
汚れが酸化すると黒がくすんで見えることもあります。
消臭スプレーでケアを済ませてしまうのもNGです。一時的ににおいは消えますが、成分が繊維に残って変色やべたつきの原因となってしまいます。
喪服は家庭で洗えるの？
最近は「ウォッシャブル喪服」として家庭洗いできる商品も出ていますが、必ずしも安全に洗えるとは限りません。
特に裏地や芯地が使われているものは家庭洗いで型崩れを起こす可能性が高く、避けた方が良いでしょう。
黒色が褪せたり、テカリが出てしまうと見た目のフォーマル感が失われてしまいますし、元に戻すのは大変なことです。
喪服が次に必要になるのは急なお通夜や法事の場面です。そのときになって慌てないためにも、喪服は専門のクリーニングに出すのが安心です。
クレアンなら黒を守る安心の仕上がり
喪服は深い黒が印象を決める衣類です。わずかな色あせやテカリも許されないため、どの工程にも配慮が欠かせません。
クレアンでは、まず職人の目視と高性能カメラを用いて、一着ずつさまざまな角度から検品します。黒の生地は光の加減で微細なホコリや毛羽立ちが目立ちやすいため、この工程で細部まで徹底的に確認します。
洗浄は、職人による手洗いで汚れを浮かせたうえで、マイクロバブルウォッシュを使用。髪の毛よりも細かい泡が繊維の奥に入り込み、汗や皮脂の汚れをやさしくかき出します。水ではなく泡で洗う仕組みなので摩擦や型崩れの心配がほとんどありません。
仕上げ後は、高温のタンブラー乾燥ではなく温度、湿度が管理された乾燥室でゆっくりと乾かし、自然な艶を残します。
返却時には、一般的なビニールではなく通気性の良い不織布カバーを使用。長期保管にも適した状態でお渡ししています。
すべては「次に袖を通すときに、安心して着られる黒」を守るための取り組みです。喪服だからこそ、細部まで妥協のない仕上げを行っています。
クレアンには「喪服」の特別コースはありません
クレアンには「喪服専用コース」はございません。
一般のクリーニング店では喪服を特別コースとして扱うことがありますが、クレアンではすべての衣類に最初から喪服と同じ高水準のケアを行っております。
そのため、喪服だからといって特別料金をいただく必要もないのです（シミ抜きなどのオプションは別途）。
実際にご利用いただいたお客様からは「これまでドライクリーニングに出していたけど、クレアンで洗ったら着心地が軽くなった」「黒が深く見えるようになった」といったお声を多くいただいております。
失敗が許されない喪服こそ、クレアンのこだわりを実感いただける一着です。ぜひ一度、その仕上がりをお試しください。
