ここまで落ちます!クレアンのソファカバー、バッグのカビ除去技術

いつもクレアンをご利用いただきましてありがとうございます。
今回のクレアン広報室ではクレアンのソファカバー、バッグのカビ除去技術をご紹介しています。

カビの原因が湿度や栄養であることは皆さんご存じかと思います。
梅雨の時期や冬場の結露によるカーテンのカビなどに気をつけている方は多いのですが、カビの原因は実は1年中あります。

カビが発生する原因とは?

カビが発生する原因は「湿度」「栄養」「温度」が主となります。
例えば梅雨時期のクローゼットには以下の環境が整うことになります。

・梅雨のジメジメ(湿度)
・衣類に付着している皮脂やアカ・汗・ホコリ・髪の毛など(栄養)
・0℃~40℃程度の適度な温度(温度)

この「湿度」「栄養」「温度」に酸素が加わることで、カビが増加してしまうのです。

 

ソファカバーのカビ除去

こちらはお客様からお預かりしたソファカバーです。
本来は白いカバーなのですが、水玉模様にカビが生えてしまっています。


ここまで範囲が広く黒い変色が見られるということは、カビの発生から時間が経っていることになります。ここまで濃い黒カビになってしまうと、通常の漂白剤やシミ抜きではどうすることもできません。

また、ソファカバーは少しでも縮んでしまうとマットレスやクッションが入らなくなってしまいますので、洗う難易度が高いアイテムになります。
プロのクリーニング店でも非常に難しい作業になるため、特殊な技術を持つ本当にごく限られたクリーニング店でしか対処は不可能となり街のクリーニング店ではお断りされることになります。

 

こちらは作業風景になります。
ソファカバーの素材と黒カビに合わせて調合した特殊な漂白剤を目立たない部分に塗って、効果を確認したうえでハケで直接シミに塗っているところです。

ご家庭で行う漂白は酸素系漂白剤の溶液に漬け込むことが多いかと思いますが、ここでは特殊な漂白成分を漬け込みではなく直塗りしています。
直に塗ることで短時間で効果が現れるのでソファカバーへのダメージを軽減できることと、しっかりとした漂白効果を得られるためなどの理由があります。


慎重に作業を重ねることで、特殊漂白剤を塗った部分のシミが抜けたことがわかります。


こちらがカビ除去作業が完了した状態です。
水玉模様の黒カビがすっかり落ちて、白くなっていますね!
このあと全体を本洗いしてスチームで仕上げます。

ソファカバーの水玉模様のカビを特殊漂白

 

DOLCE&GABBANAの(ドルチェ&ガッバーナ)かごバックのカビ除去

おしゃれで洗練されているDOLCE&GABBANAの(ドルチェ&ガッバーナ)のかごバッグ。
持ち手などの白い部分はレザーで、DOLCE&GABBANAのロゴが入った金属部レートがついています。

かご部分の経年変化がとても良い感じなのですが、よくみるとポツポツと緑色や茶色のシミがあります。

これがカビなんです。
日本は高温多湿なので、動物性のレザー製品だけでなく植物性のバッグにもカビが生えてしまうのです。


安全にカビを除去できる漂白剤を調合してクレンジングを行うことで、カビをすっきりと落とすことができました。


バッグ全体をクリーニングして磨きをかけたことで、白い部分はより白く、プレートなどの金属パーツは輝きを取り戻しました。

かごバッグに限らずですが、普段使いしているレザーバッグ、帆布のキャンバスバッグなども、夏の突然の雨に濡れてしまったような場合は天気の良いに陰干しをして下さいね。
これだけでもカビ発生を防ぐことができますよ。

 

PRADA(プラダ)布バッグのカビ除去


こちらのPRADA(プラダ)の布バッグは、本来は黒いバッグなのですが、全体にびっしりとカビが生えてしまっています。
いざ、バッグを使おうと思ってクローゼットから取り出したときにこんな状態だったら、諦めて破棄してしまう方もいらっしゃるかと思うのですが、クレアンなら処置できますので、まずはご相談下さいね。


ブランドバッグのメンテナンスは非常に神経を使う作業なのですが、職人が根気よくカビ除去作業を行って、しっかり落としました。


バッグ全体にこれだけびっしりと生えていたカビが・・・

 

こんなに綺麗になりましたよ!
防カビ剤も噴射してあり、ツヤが出るように仕上げてあります。

 

衣類やインテリアのカビ除去はクレアンにお任せ下さい

クレアンはお客様のお品物1点ずつに合わせて最適なクリーニング方法をご提案させていただいているオーダーメイドのクリーニング店です。

もし大切なソファカバー、カーテン、バッグ、シューズ、コート、衣類などにカビが生えてしまったら、まずは落ち着いてクレアンにご相談下さいね。

ご覧いただきまして、ありがとうございました。