ATELIER / CLAIRE UNE高級ソファカバーのクリーニング素材とサイズを見極める個別ケア
アルフレックスやカッシーナなど、大切なソファのカバーは生地の風合いとサイズ感が重要です。クレアンは表示、縫製、汚れと経年変化を確認し、洗浄から乾燥・仕上げまで個別に検討します。

買い替える前に、今の座り心地を大切にする選択を
アルフレックスやカッシーナのソファは、形の美しさだけでなく、座ったときの感触や生地の表情にも魅力があります。長く過ごした部屋になじんだ一台だからこそ、汚れが気になっても『洗って縮んだら困る』『替えカバーでは今の風合いが変わりそう』と、お手入れをためらうことがあります。
クレアンが大切にしているのは、汚れを落とした先にある使い心地です。カバーの素材、織り、縫製、今の寸法を見ながら、洗浄から仕上げまでを考えます。大切な家具を長く使いたいという思いに、一枚ごとの手仕事で向き合います。

数センチの変化が、掛け心地を左右する
ソファカバーは、衣類のようにゆとりを持たせて着るものではありません。クッションや本体に沿うように仕立てられているため、寸法が少し変わるだけでも、掛けにくさやファスナーへの負担につながります。『汚れが落ちたか』と同じくらい、『もとの場所へ戻せるか』が重要です。
ウール、リネン、綿などが使われた生地では、熱や摩擦に対する性質も異なります。織りの凹凸や柔らかさ、色の出方まで含めて確認し、画一的な洗い方を当てはめないことが、風合いへの配慮につながります。洗濯表示は大切な判断材料ですが、それだけで作業を決めず、実物の状態も確かめます。
織りの表情を確かめながら、天然石けんで手洗い
クレアンのソファカバー洗浄では、天然石けんによる手洗いを軸に、生地ごとのコンディションを見ていきます。擦れや弱りがある部分を確かめ、汚れに合わせて手を動かす。機械に一律の工程を任せるのではなく、人の手で状態の変化を追うことを大切にしています。
飲み物のシミや皮脂汚れは、同じ方法で落ちるとは限りません。部分処理が必要な箇所と全体を洗う工程を分け、生地への影響を確かめながら進めます。写真ではシミの処理前後をご覧いただけます。個別の事例として、色や織りの見え方にも注目してください。



急いで乾かさず、仕立てを見ながら形を整える
洗浄が終わっても、カバーのケアはまだ続きます。熱と摩擦による寸法変化を抑えるため、乾燥機で急いで仕上げるのではなく、生地に合わせて吊るしたり平らに置いたりしながら自然乾燥させます。乾燥を待つ時間も、仕上がりのために必要な工程です。
乾いた後は、スチームとアイロンで織り目や形を整えます。縫い目や立体的な部分を見ながら、カバーとして使う姿を意識して仕上げます。洗浄・乾燥・仕上げを別々に考えず、最初から最後までつながった作業として扱います。
こうした方法で寸法や風合いに配慮しますが、生地の経年変化や加工によっては調整できる範囲が限られます。気になる縮みや、すでに掛けにくい箇所がある場合も、最初のご相談でお知らせください。


ご相談には、ブランド名だけでなくカバーの情報も
お見積りに役立つのは、ソファのブランドやモデル、カバーの点数と寸法、素材・洗濯表示の写真です。本体を覆うカバーと座面・背もたれのカバーでは、サイズや構造が違います。どの部分を依頼したいかが分かる全体写真もお送りください。
基本的には取り外したカバーをお預かりします。付け外しが難しいモデルは、無理にファスナーを引いたり生地を伸ばしたりする前にご相談ください。汚れが気になる時期や使用状況に合わせて、次のお手入れの時期も一緒に考えていきましょう。
預ける前に確かめておきたいこと
Q.洗えば必ず縮みを防げますか?
縮みを完全に防ぐ保証はできません。生地、表示、使用年数を確認し、事前にリスクを説明します。
Q.ブランドのソファカバーも相談できますか?
はい。ブランド名、素材、カバーの寸法、気になる汚れをお知らせください。
Q.カバーを外せない場合は?
取り外し可否を確認したうえで、対応できる方法をご案内します。
Q.ドライクリーニングの表示があっても相談できますか?
はい。表示に加えて素材・織り・加工・状態を確認し、水を使う洗浄の可否を個別に判断します。表示だけを見て、ご家庭で水洗いしてよいという意味ではありません。
Q.ワインやコーヒーのシミも一緒に依頼できますか?
ご相談いただけます。飲み物の種類、付いてからの時間、ご家庭で試した処置をお知らせください。時間がたったシミは色が残ることもあるため、生地を守れる範囲を確認します。