ご質問一覧
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- クレアンのバッグ(鞄)クリーニングと修理は、他店とどう違うのですか?
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- バッグ製造、レザー製造職人が作業にあたっていますので、より専門的な技術を要しています。
- バッグクリーニングではできないとされるエナメル、ヌメ革、スエード、布キャンバスのケアと修復ができることです。
- バッグの把手(とって・ハンドル)の取替えやうち袋の取替など、バッグ製造職人の手で修理ができます。
これら総合的なバッグ修理技術で、高級ブランドのバッグ・財布・ポーチを多く手がけています。
- クリーニングや修理できないバッグはどんなものがありますか?
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基本的にはありません。バッグは様々な素材で作られているので作業は複雑になりますが、一般のバッグクリーニング店ではできない、布バッグの漂白、補修、エナメルバッグ、財布の再加工も行っています。
素材として珍しい「ハラコ」のバッグも修正することができます。
クリーニング、修理できないものとして、ビンテージものなど劣化してしまっているバッグ(鞄)・財布・ポーチは難しい場合があり、リメイクなどの修理で対応することがあります。
ヴィトン、グッチ、ゴヤールのキャンバス地の塩ビ・合成皮革素材は化学製品なので、後から染色(リカラー)をすることが難しいものもあります。出来る限り改善いたしますので、ご相談ください。
- 布・キャンバス地のバッグにシミがついてすごく汚れてきました。きれいになりますか?
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キャンバス地は硬い布の帆布(はんぷ)でできており、エルメス フールトゥなど革がついていないものは、丸洗いします。きれいになります。しかしルイ・ヴィトンのアンティグアなどは、革と金属の付属品が付いているため、丸洗いが出来ません。特殊な漂白作業を少しづつ行うことで修復します。この技術は他のバッグクリーニング専門店ではできない技です。
- ナイロンバッグのシミはきれいになりますか?
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シミの内容によってですが、バッグ クリーニングで大抵のものはきれいになります。ナイロンは後から染色ができないものなので、繊維の奥にまで入り込んだシミ、変色してしまっているものは修復できないことがあります。
- バッグ、 鞄にカビが白く付いて、跡が残っています。取れますか?
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白や灰色のカビは除去ができます。茶色や黒くなってしまったカビや、皮革の中までカビが浸透しているものは、カビの跡が残ります。除去後のカビの跡は色補正(リカラー)で修復します。カビの臭いは、消臭加工をいたします。
カビがバッグ一面に広がったアニエスベーのバッグですがカビを除去し、カビ跡の変色をリカラーいたしました。
- エナメルにシミがついて、エナメル用のクリームでいくら拭いても取れませんがどうすればいいですか?
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エナメルは、ピカピカしている光沢が特徴ですが、表面を顕微鏡で見てみると、無数の小さな穴が開いています。そこから汚れが入り込んでしまうのです。一度入り込んだら表面からどんなことをしても汚れは取れません。バッグ(鞄)クリーニング作業としては、表面のエナメルを1度剥がして、中の汚れを取り、再度エナメル塗装をやり直します。大変難しい作業ですが、元のようになります。日本ではこの技術を持っている専門店は、ほとんどありません。
汚れと日焼けで変色してしまったマーク・ジェイコブスのエナメルバッグはエナメルの中の汚れ、変色を除去し、再エナメル加工いたしました。
- 合成皮革のバックは、クリーニングできますか?
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ビニールバッグや、布バックと同じで、きれいになります。合成皮革は、購入時が最高の状態で、使っていくうちにひび割れ、はがれなど劣化してきます。ヴィトン、グッチなどのキャンバス地の塩ビ・合成皮革素材は化学製品なので、後から染色(リカラー)修正を加えることが難しいものもあります。
ゴヤール、柄の再処理
特に表面につやのある合成皮革のひび割れ、はがれは修正できません。 - 持ち手部分が手垢で黒ずんでいます。きれいになるのでしょうか?
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バックの持ち手部分が着色された皮なら、汚れを取り、クリーニング後、色補正で修理できます。
ぬめ皮(ルイ・ヴィトン・モノグラムなどの持ち手、底部分など)のバッグは、手アカ、皮脂ヨゴレが革内部に浸透し、変色してしまっているものは、多少風合いが変わることをご了承ください。ヌメ革は表面加工がされていない生の革ですので、使ううちに色が濃くなってきます。
持ち手(ハンドル)部分の手アカで汚れてしまったルイ・ヴィトン、ダミエ・アズールは汚れを落として、リカラーにて修復いたしました。
- 白いバッグにジ-パンの色が移ってしまいましたがクリーニングできれいになりますか?
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皮のバックは汚れを落とした後、色補正により再生します。バッグに色柄があるもの、キャンバス地、生地の種類によっては残ることがあります。 ジーンズを着用して白いバッグを持つと必ずといっていいほど、ジーンズの色がバックに移ります。雨の日など特に気をつけましょう。スエードは白いバッグでなくても特に色がつきやすいので、ジーンズなど色落ちしやす衣類に長く重ねないようにしましょう。
- バッグの中に香水をこぼしてしまいました。臭いは取れるのでしょうか?
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A. 香水の臭いは長く残り、なかなか取れません。クリーニングをして汚れを除去した後、消臭加工を何度も繰り返して、臭いを取り去ります。大変手間のかかる作業で仕上がりまで時間がかかります。嗅覚には個人差がありますので、鋭い方には残ることがあります。
- バッグの内側がベトベトしています。きれいになるでしょうか?
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バッグ内側のベトツキは、ナイロンやポリウレタンの接着部分が溶けてきたベタツキであるなら、クリーニングでは除去できません。取り替え修理となります。
化粧水や飲料などをバッグの中にこぼしてしまった場合は、汚れは完全には取れませんがべとつきは改善できます。臭いも消臭加工をほどこします。
- バッグの内側がベトベトして、ヒビ割れてきました。修理は出来ますか?
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内布の取替えとなります。内袋は合成皮革でできています。高温多湿の日本では加水分解を起こしやすいので、クローゼットにしまっておいたブランドバッグでよく起こります。そうなったら内袋を取り替えるしか方法はありません。
バッグ修理の職人が、バッグを解き新しいものに取り替えます。合成皮革ではまた同じことが起こるので、布またはレザー製にすることをおすすめしています。
合成皮革の劣化により内側がべとつき、剥がれが起きてきたゼブラの型押しバッグは表側の色味に合わせて、ナイロン製の布を張り替えを行いました。
- 皮部分にスレ、キズが付いてしまいました。きれいになりますか?
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擦れて色がはげたものはバッグクリーニング後、色補正できれいになります。キズは色補正で目立たなくなりますが、キズそのものは治りません。
ペットの猫ちゃんの噛み痕ができてしまったフェラガモバッグは穴を樹脂と染料で埋め込み仕上げました。
- バッグの修理、リフォームはできますか?
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ファスナー修理、ほつれなおし、取っ手の付け替え、裏地の付け替えなど品目は多くありますが、ブランド品など部品が手に入れにくいものは、代替品を使用することになります。
レザーの持ち手が切れてしまったゴヤールのキャンバスバッグは持ち手部分を新しく作り直して、取り付けて修理いたしました。
- 金具のメッキが剥がれて来ました。直りますか?
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金メッキ、銀メッキなど金属メッキの再加工ができます。加工方法が違うので、焼付塗装の再加工はできません。
バッグの留め金具のメッキが剥がれてきたフェラガモバッグはメッキ全体を一度剥がしてから、再メッキ加工を行いました。
- バッグ全体の色の染め変えはできますでしょうか?
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単色なら、バックを丸ごと色替えすることができます。色は現在の色より濃い色となります。色見本をいただければ、その色に近い色に仕上げることができます。革の素材によっては、少し硬くなることがあります。スエード(バックスキン)は色ムラが出る場合があります。柄、模様のあるものはできません。
フェンディーのドクターバッグ ハンドバッグが汚れたので、この機会に色を変えたいとの依頼をいただいた際には色サンプルをお預かりして、染色を行いました。
コバ部分(革の端部)の色剥げにも着色を施し、自然な美しさに仕上げた。
- エルメスのガーデンパーティー、エールバッグのキャンバス地が変色してしまいました。クリーニングは可能ですか?
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バッグ専門クリーニング店でも困難な素材です。たいていは、「クリーニング不可」として返品されます。エルメスガーデンパーティのキャンバス地がコーティングされていない布地のバッグの場合は、クレンジング(クリーニング)することができます。
キャンバス地は黄変(黄ばみ)が悩みの種だったガーデンパーティは複雑な漂白作業とクリーニングで修復を行いました。
一方、キャンバス地がコーティングされているガーデンパーティの場合は、クリーニングや漂白ができません。この場合、黒、または焦げ茶への染め替えをすることで、新しいガーデンパーティとなります。
コーティングされているガーデンパーティは汚れや黄ばみがつくと、取れませんが黒に染め替えることにより、甦りました。
- スエードのバッグにシミがついたときの対処法は?
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表面に起毛がある皮革は「スエード」「ヌバック」「ベロア」と呼ばれています。スエードは雨に濡れると、もともとついていた汚れを吸収して必ず跡がつきます。放置しているとそのまましみとなって定着してしまいますので、早めのクリーニングをお勧めします。
シミが中まで浸透してしまったものや変色してしまっているものは、クリーニング後色補正で再生しますが、皮の素材、色によって薄く残る場合があります。
- バッグのクリーニングをお願いしようと思っているのですが、仕上がりまでの期間はどのくらいですか?
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バックのクリーニング、修理、リメイクは緻密な作業な為、日数を要します。基本はお預かりしてから約1ヶ月間ほどお時間を頂いていますが、修理、 リメイク内容によってそれ以上にかかる場合がございます。革の部品がない布、ナイロンバッグは3週間ほどでお届け致しております。
- もしもクリーニング作業中にバッグに何かあった場合の補償はあるのですか?
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はい、あります。事故補償に関しましては「事故補償制度」のページをご閲覧ください。