ロイヤルファッション、靴ルールも愛用ブランドも様々。日本皇室とイギリス王室

「オシャレは足元から」とよく言われるように、ロイヤルファッションでも何かと注目が集まる、靴。
とはいえ、お洒落なだけではなく、長時間の公務にも耐えられる様に、かなり実用的に選ばれています。

今回は、日本の皇室とイギリス王室での愛用ブランドと、高級クリーニング店クレアンでの靴のクリーニング&メンテナンス方法をご紹介します。

日本の皇室御用達の靴

美智子妃のハイヒール

皇室の正装である洋装の際はハイヒールを履くというしきたりが、明治期から始まったそうです。

洋装では高さ5センチほどのヒールが多く、美智子妃の装いは、そのときお召しの洋服に小物や帽子、靴の色や素材を合わせていくというスタイル。

安定感のあるヒールが太い黒、紺、茶系、白などの靴をお履きで、茶系につま先が黒いタイプのものも重用されています。
銀座の老舗「ヨシノヤ」などのものをお使いのようです。

草履が物語る日本の皇室

出典:http://www.shisui-nihonbashi.com/

美智子妃は、和装の際の草履は老舗店の「銀座小松屋」のものをご愛用されています。

これはご成婚のさい、高松宮妃殿下のすすめにより選択されたのもので、雅子さま紀子さまにも継承されていました。
台と鼻緒の組み合わせの絶妙さに、愛用歴の長いファンも多い同店でしたが、残念ながら2018年に閉店されてしまいました。

天皇陛下が心臓手術を受けて退院されてから、それまで洋装の喪服を着用されていた美智子妃は和装の喪服をお召しになり出席なさるようになりました。

これは、「もしも陛下がバランスを崩されたら、自分がすぐにおそばで支えられるように」「パンプスより草履のほうが動きやすい」というお考えによるものだそうです。

イギリス王室愛用の靴

コンサバ系を好むキャサリン妃


キャサリン妃のお気に入りはL.kベネットのパンプス
その他、アレキサンダー・マックイーンスチュアート・ワイツマンなどのものを選ばれており、ヒールは8㎝くらいのものを履かれることが多いようです。

ご結婚当初はカラーパンプスや型押しなども履かれていましたが、靴のデザインは年々シンプルになり、現在では、ほぼプレーンパンプスです。

これは、50年以上もシンプルな同じデザインの靴を履き続けているエリザベス女王の影響もあるのかもしれません。

元女優らしいメーガン妃の愛用ブランド


常にトレンドを意識したスタイルのメーガン妃は、ジミー・チュウサラ・フリントのパンプス、マノロ・ブラ二クアクアズーラのハイヒールなど、お気に入りのハイブランドも幅広いですね。

いつも1、2サイズ大きい、ぶかぶかの靴を履いていることは有名ですが、その理由は、「イベントやレッドカーペットで、セレブが1、2サイズ大きい靴を選ぶことはよくあります。その理由は私たちも共感できますよ。靴ずれを防ぐためです」とのこと。

では、サイズの大きな靴が脱げないようにメーガン妃はどうやっているかというと、「秘訣は靴の爪先にティッシュやコットンのようなものを詰めること。少し余裕が欲しくなったときは取り出せばいいのです」
ヒールを履く機会が多い方はぜひお試しを。

エリザベス女王は50年以上同じ靴を愛用

女王の靴のヒールはほぼ約5.08センチと決まっています。

また、実は女王はバッグと同様、50年以上ずっと同じ靴を履かれています。
厳密にいうと、色は定番の黒から白、ベージュ、茶、そして素材も羊皮からエナメル、ワニと様々なのですが、デザインは全て一緒のものです。

これらの靴を作り続けているのが、anello & davide(アネーロ アンド ダビデ)

出典:http://www.handmadeshoes.co.uk

ビートルズやマリリン・モンローも愛用していたことで世界中に知られているアネーロ アンド ダビデ社は、1922年に創業されました。
既製品の扱いはなく、つまりすべての靴はbespoke(ビスポーク)、オーダーメイドで作られており、足の寸法を測定して木型を作り、そこから100%手作りという贅沢なもの。

ちなみに、宮殿には女王の靴を履き慣らす専用のスタッフがいて、靴の新調の際は、女王の足に豆などつくるような事がないよう、事前に新しい靴をならすのだそうです。

エリザベス女王にとって、靴を選ぶ際の重要なポイントは、デザインがシンプルであること、履き心地足をサポートしてくれること、の3つだそうです。

高級靴のクリーニング&メンテナンス

エリザベス女王の靴選びのポイントには共感します。
実際に50年以上も同じデザインの靴を履き続けていらっしゃるので説得力がありますよね。
自分の足に馴染んだ履き心地の良い靴は、しっかりメンテナンスをして履き続けたいもの。

革の靴も水洗いでクリーニング

日本皇室でもイギリス王室でも、靴はやはり革の素材のものがほとんどです。

革の靴は水に弱いイメージがありますが、クレアンのクリーニングでは水洗いします。
水洗いすることで、外側の汚れだけではなく、汗がたまりやすい内側の汚れをしっかりと落とす事ができるので、嫌な臭いや雑菌も取り除いてキレイになります。

しかし、靴は本来、構造的にも素材的にも水洗いするのは難しい製品です。
クレアンでは、天然水、石鹸溶剤、水温、自然乾燥などにこだわり、技術を持つ職人が手間暇をかけて最適な洗い方で、靴を傷めずにクリーニングします。

靴水洗いクリーニング工程の詳細はこちらhttps://www.clairen.jp/shoes/washable/index.html

高級リカラー(補色)とは

クリーニング後のリカラー(補色)も、靴を美しく保つ上で重要なメンテナンス方法です。
リカラーすることで表面の汚れ、傷、カビなどがキレイになり、同時に革の補強にもなります。

本来の靴の色調を変えないように、決まった色を1色でベタ塗りするのではなく、職人が靴に合わせて1点1点染料を調合し、ステッチのある細かいところは、細い筆で描いていく、繊細な作業です。

クレアンの靴・革製品クリーニングと修理は、製造技術者がメンテナンス・修理を行っています。
靴・革製品の製造工程、世界中のブランド製品の素材を熟知している職人が、高度で専門的な染色作業を丁寧に手作業で施します。

リカラー補修工程の詳細はこちらhttps://www.clairen.jp/shoes/recolor/index.html

スタイルの決め手、靴を快適に

靴は、身体にも影響が大きく、また一番傷みやすいアイテムでもあります。
それゆえ、長時間立ちっぱなしの公務も多い日本皇室でもイギリス王室でも、しっかりした作りのもの、履きやすさ、動きやすさを重視しています。

自分の足によく合ったものを、その時のスタイルに合わせて、色や素材で選べば全体的に美しくまとまります。
お気に入りの靴を快適でキレイな状態にメンテナンスしておきましょう。

claireune